わんぷり第8話は「まゆのドキドキ新学期」。まゆがとうとう学校へ行くという話です。ついでに(?)こむぎも学校に行こうとします。
面白い点はいろいろありつつ、全体として見るとキャラクターの成長やメッセージを中心に大きく据えるというよりは出来事を描いていくような形でした。非常に個人的な好みの問題ではありますが、サラッと見られるのは良い一方でやはりプリキュアと言えば良い意味で説教臭いメッセージを込められた作品というイメージがあるのでそういう意味ではちょっと物足りなさを感じました。特に今までのまゆの伏線を踏まえるととても勿体ないと思ってしまいました。
まゆの成長回として見ると物足りない
今回はまゆが学校に行くという話がメインでした。それはサブタイトルもそのとおりですしアバンからその内容だったので確実かと思います。そして話の最後には明日学校に行くのが楽しみだとまゆが発言するシーンもありました。
今までは学校に行くのが不安で怖いというまゆの感情を何度も描いてきました。それをどう乗り越えるのかというのが視聴者としては見どころとして期待するポイントだったのではないかと思います。
しかし今回はまゆが自身の感情と向き合ったり、何かの経験を元に成長したりする話ではなく「いろはに助けられた」「学校を楽しんだ」というだけの内容で、それを以て明日も楽しみだと心が変化する、という回でした。 ただ、さすがにこれは物足りないのではないでしょうか。
というか今までにこれだけ丁寧にまゆの心情を描いてきたのに、今回のこの内容で終わらせてしまうのはすごく勿体ないと感じました。(これ、今まで積み上げてきた脚本の方はどう思ってるんでしょうか…。今後まだリベンジの機会を持つ予定なのでしょうか。)
もっと自分自身と向き合い、悩み、試行錯誤し、そこから何かを学んで成長する、というステップが欲しかったところです。
いろはの前で気後れを感じるまゆ
1ついいなと思ったシーンは、まゆがいろはに学校案内をされている途中、いろはの友人と会話しているところでした。
リアルですよねえ…。コミュニケーションが苦手な人にとっては見ていて胃が痛くなるようなシーンだったのではないでしょうか。ここはさりげなくですが光と影の見せ方の対比もあり良いシーンだなと思いました。
ただ、何度も言いますがやはりこの感情や自分自身と向き合って自分から乗り越えてほしかったですね…。
その他
- いろはの気の使える具合が半端ないですね。上記の気後れするまゆにすら気づくという。超人ですね。
- なぜ今回のキラリンアニマルのライオンによってあの動きができるようになったのか。謎すぎます。せっかくの設定が早速崩壊しつつあるような…
- 今回は初めてメエメエが出てこない回だったのではないでしょうか(違ったらすみません)。そろそろキャラクターとして定着したという判断でしょうか。
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